iOSアプリを申請して「Your app has the UIFileSharingEnabled key set to true in the Info.plist」という理由でリジェクトされた場合の対処方法をご案内します。
リジェクト内容について
このエラーが出た場合のリジェクト内容の冒頭にはおそらくこんな記載があると思います。
Apps that do not perform as advertised by the developer will be rejected
この文章は要するに「あなたが申請したアプリの申請内容と実際の動作が一致していないのでリジェクトしました。」ということです。
つまり「UIFileSharingEnabledの設定をinfo.plistに設定しているけど、ファイル共有機能使っていないでしょ!だからリジェクトします。」という事なのです。
Appleはこういったアプリの設定内容であるinfo.plistに設定した内容と実際の機能が伴っていないとリジェクトされてしまうので、使っていない機能の設定は削除しないといけません。
改善方法
今回の場合はinfo.plistに「UIFileSharingEnabled」の項目があってそれが「YES」になっていると思いますのでそれを「NO」、または「UIFileSharingEnabled」の設定項目事態を削除してください。改善手順としては下記のとおりです。
- リジェクトされたプロジェクトをXcodeで開く
- プロジェクト検索で「UIFileSharingEnabled」を入力
- 検索でヒットしたinfo.plistの項目を選択
- UIFileSharingEnabled※のvalue値を「YES」から「NO」に変更
※UIFileSharingEnabledの項目はvalue値を選択すると「Application supports iTunes file sharing」設定項目に変わりますが特に気にしなくて構いません。
こんな内容でリジェクトされてしまうのは悔しいですので、皆さんも申請前に不要な設定項目がinfo.plistに記載されていないかチェックする事をお勧めします。