iOSアプリで複数行の文字列を表示したい場合にはUITextViewが利用できます。

IB(Interface Builder)で実装する方法と、プログラムコードで利用する方法がありますのでそれぞれ紹介いたします。

IBを使ったUITextViewの使い方

Main.storyboardを開いてオブジェクトライブラリからTextViewを選択してViewControllerに配置する。

TextViewを選択した状態でアトリビュートインスペクタをクリックすると下図の項目を設定できます。

設定項目 説明
Text Plainでプレーンなテキスト、Attributedで装飾可能なテキストで編集できるようになります。
Color 文字の色を指定
Font 書体を指定
Alignment 行揃えを指定(左揃え、中央揃え、右揃え、均等揃え)
Behavior Editableでテキストを編集可能に、Selectableでテキストを選択可能
Data Detector タイプに応じてタップ可能なリンクとして表示
Phone Number・・・電話番号
Link・・・HTMLリンク
Address・・・住所
Calendar Event・・・日付カレンダー
Shipment Tracking Number・・・荷物配達番号
Flight Number・・・航空機の便名
Lookup Suggestion・・・検索
Captalization 編集時のキャピタライズ(文字を大文字にする)処理の仕様を指定
Correction 文字の自動修正の有無を指定
Spell Checkng スペルチェックの有無を指定
Keyboard Type ソフトウェアキーボードの種類を指定
Return Key ソフトウェアキーボードのリターンボタンの文字列を指定
Auto-enable Return Key キーボードが開いているときはどんなとき (入力内容が空、または不完全なときなど) でも Return key を enabled にしたい場合はチェックを入れる
Secure Text Entry この設定を有効にすると、文字が入力されるたびに曖昧に表示されるようになります。 パスワードなどのようなセキュアな内容を安全に入力してもらうときに使います。

プログラムコードでのUITextViewの使い方

下記のようにUITextViewのインスタンスを生成して配置したいView要素にaddSubViewで追加します。

import UIKit
class ViewController: UIViewController {
override func viewDidLoad() {
super.viewDidLoad()
// TextViewの配置
let textView = UITextView()
textView.frame = CGRect(x: 0, y: 0, width: 300, height: 300)
textView.center = self.view.center
textView.textColor = UIColor.red
textView.font = UIFont.systemFont(ofSize: 15)
textView.text = "テキストビューの本文"
textView.backgroundColor = UIColor.gray
self.view.addSubview(textView)
}
override func didReceiveMemoryWarning() {
super.didReceiveMemoryWarning()
}
}